「中3の実力テスト、点数が低すぎてやばい……」「範囲が広すぎてどこから手をつければいいの?」「定期テストより100点近く下がったけど、志望校大丈夫かな?」
中3になると、実力テストは中1・中2までの内容とは「別物」になります。
出題範囲は中1・中2の総復習に中3の既習範囲が加わり、暗記だけでは太刀打ちできない長文読解や資料問題、複数単元を組み合わせた応用問題がメインになるからです。
わが家でも、定期テストで450点以上取れていた娘が、中3最初の実力テストで過去最低の359点を取ってしまい「うぉぉーーーい!!」と叫んでしまいました(笑)
ただ、結果を分析してみると、「点数以上に大切な事実」が見えてきました。
この記事では、
- 中3実力テストと定期テストの決定的な違い
- 【最新ボリューム調査】出題範囲と出やすい問題の対策
- 志望校合格には何点取ればいいのか?の目安表
- 【実録】娘の実力テスト結果(範囲・平均点・偏差値・順位)
を、実際のデータを交えながら紹介します。
中3実力テストとは?定期テストとの違い
中3の実力テストは、高校受験を意識した総合力を確認するテストです。
定期テストのように「今回習った範囲だけ」が出題されるのではなく、中1・中2で学習した内容に加え、中3で学習済みの単元まで幅広く出題されます。
そのため、「学校ワークはできていたのに点数が取れない…」「定期テストより100点近く下がった」というお子さんも少なくありません。
| 項目 | 定期テスト | 実力テスト |
|---|---|---|
| 主な目的 | 内申点(通知表)の評価のため | 私立の事前相談・志望校決定・真の実力測定 |
| 出題範囲 | 直近1〜2ヶ月で習った狭い範囲 | 中1〜その時点までに習った全範囲 |
| 問題の出やすさ | 学校のワークや授業からそのまま出る | 初見の問題・過去の入試問題レベル |
中3の実力テストは中1・中2とは違うの?
中3になると問題形式も大きく変わります。
- 初めて見る長文や資料を読み取る問題
- 複数の単元を組み合わせた応用問題
- 公立高校入試を意識した記述問題
など、「知識を覚えているか」だけではなく、考えて解く力や時間内に解き切る力が求められるようになります。
そのため、平均点は定期テストより50〜100点ほど低くなる学校も珍しくありません。
我が家でも中3最初の実力テストでは、娘が過去最低点を取り親子でかなり焦りました。
ただし平均点も大きく下がっていて、「点数だけで判断してはいけない」と実感したテストでもありました。
中3実力テストの範囲は?出やすい問題
中3の実力テストは学校や地域によって多少範囲は異なりますが、基本的には中1・中2で学習した内容の総復習に、中3で学習済みの単元が加わることが多いです。
また、定期テストのように単元ごとに出題されるのではなく、複数の単元を組み合わせた問題や高校入試を意識した応用問題も増えてきます。
教科ごとの出題内容の目安は次のとおりです。
| 教科 | 出やすい問題・範囲 |
|---|---|
| 国語 | 説明文・小説・古典・文法・漢字・作文・記述問題 |
| 数学 | 中1・中2の全範囲(方程式・関数・図形・確率など)+中3既習範囲 |
| 理科 | 生物・化学・物理・地学の総復習+中3既習範囲 |
| 社会 | 地理・歴史を中心に、公民の既習範囲や資料・記述問題 |
| 英語 | リスニング・長文読解・英作文・会話文・資料問題・中1・中2文法 |
単なる一問一答の暗記ではなく、「グラフを見てそこから何が言えるか記述する」「文章題を自分で式に直して計算する」といった、記述・思考力問題が確実に出題されます。
具体的な範囲は下記の1回目~4回目までで詳しく書いています。
中3実力テストは何点取ればいい?志望校別の得点目安
中3の実力テストで「何点取れれば大丈夫?」「志望校を目指すには何点必要?」と気になる方も多いと思います。
ただし、実力テストは学校や地域によって難易度が大きく異なるため、「○点なら安心」と一概には言えません。
そのため、まずは学校の平均点と自分の順位(偏差値)をあわせて見ることが大切です。
目安としては次のようなイメージになります。
| 5教科合計 | 目安 | 優先順位 |
|---|---|---|
| 300点前後 | 平均点前後なら十分スタートライン | 苦手単元の復習を最優先(特に英・数) |
| 350点前後 | 公立高校を目指す標準レベル | 標準問題を中心に(英・数) |
| 400点前後 | 上位校・進学校を狙えるレベル | ケアレスミスを減らし入試レベルの演習を始める |
| 450点前後 | 学年上位層・難関校を狙えるレベル | 得意を伸ばしつつ、初見の難問を解く「思考力」を養う |
※学校や地域によって問題の難易度や平均点は大きく違います。点数だけで判断するのではなく平均点・順位・偏差値も要チェック!
この後書きますが、「450点取らなきゃ!」と意気込んでいたわが家ですが、中3最初の実力テストは5教科359点と過去最低点でした。
「点数だけを見るとやばい!と思っても、平均点や分布図を確認すると実は学年1桁順位だった」ということが起きるのが、中3実力テストの怖さであり、特徴だと感じています。
中3 4月・5月実力テストの範囲と結果【娘の成績】
娘の学校では5月に実力テストがありました。
4月は修学旅行等行事が目白押しだったので1回目の実力テストは5月なのですが4月にある学校も多いようです。
4月、5月の実力テストは「中1・中2の復習」がメイン
4月・5月の実力テストは中1・中2の復習がメイン。
配布されたプリントにも「中1・中2全範囲」と書かれていました。
その他具体的には以下の通り。
| 教科 | 範囲 |
|---|---|
| 国語 | 小説・古典・説明文・表現・文法 |
| 数学 | 連立方程式の利用・ヒストグラム・一次関数・図形 |
| 理科 | 天気・電気・生物・化学変化 |
| 社会 | 歴史(古代~近世)・地理(世界の姿・世界の諸地域)・歴史(近代の日本)・地理(日本の諸地域)・地歴融合 |
| 英語 | リスニング・資料問題助動詞(must)・英作文・会話文・長文 |
社会・理科の範囲がめちゃくちゃ広いなという感想。これはもう全然間に合いませんでした(笑)
中3実力テストの平均点と結果【娘は5教科359点】
娘の中学校では5月に第1回実力テストが実施されました。
結果は5教科359点。
や・・・やば!!過去最低点じゃん...とかなり焦りました。
| 教科 | 平均点 | 娘の得点 |
|---|---|---|
| 国語 | 57 | 75 |
| 社会 | 51 | 71 |
| 数学 | 42 | 73 |
| 理科 | 53 | 78 |
| 英語 | 36 | 62 |
| 合計 | 239 | 359 |
中1・中2の実力テストと比べても、問題の難易度が一段上がった印象です。
ただ、平均点も過去最低で450点以上が0人、400点以上も4%弱となり娘はギリ上位10%に入る事ができました。
【中3実力テスト 英語】平均点を落とす3つの原因
娘の学校の5月実力テストでは、英語の平均点は36点。
中1・中2では文法問題中心だった印象ですが、中3になると問題の作りがガラッと変わりました。
例えば...
- リスニングを聞きながらメモを完成させる問題
- 会話文を読んで資料から答える問題
- メニュー表や案内文など実際の資料を読む問題
- 長文を読んで内容一致や英作文に答える問題
というように、
「英語を読む力」だけでなく、「情報を整理する力」も必要になります。
① リスニングの「メモ・英作文」
リスニングで「聞いた英単語を自分で正しくスペルで書き取る問題」が出ていました。
中3のこの時期に「聞き取った情報を瞬時に英語でスペルまで正確にメモする」というのは難しい子も多かったと思います。
実際娘も間違ってましたw
② 短い英文を読みながら「計算」をさせる読解問題
「映画の時間まであと何分あって、歩くのに何分かかるか」「ハンバーガーセットAとCを頼んでサイズをMにして……」といった情報を、英語を完璧に読解した上で、さらに『引き算や足し算(料金計算)』を頭の中で正確にしないと答えにたどり着けない仕組みの問題が出ていました。
「英語は読めても計算で混乱した」「そもそも問2問題で少し長めの問題なので焦ってしまった」などのお子さんが多かったと思います。
③ 見開き半分を埋め尽くす英文量と中1・中2文法の総復習
定期テストと決定的に違ったのが「英文の量」でした。
定期テストの場合は一度見た事がある文章だったり、初見でも短めの文章でしたが、実力テストは見開きの半分以上が英文になっていました。
ゆっくりだと解けても時間内に読み切れない、読み切れないので、「この本文に合うのはどれか?」の選択問題が答えられないという問題が出てきます。
さらに長文問題は2題あり、1、2年で習った不規則動詞の過去形・過去分詞形や、入試頻出の重要文法(make + A + B など)が散りばめられているため、文法がなんとなくの理解だと並び替えや適語補充で確実に減点されます。
中3実力テストの範囲は「学校ワークだけ」では足りなかった
中3になると、娘の学校では各教科で「マイペース」などの総復習教材が配布されました。
中1・中2の内容に加え、中3の内容も一部含まれた150ページほどの問題集で、毎週提出もあるため、学校としては「基礎固め」を目的にしている教材なのだと思います。
我が家もまずはこのマイペースを中心に勉強を進めていました。
ただ...5月の実力テストでは思っていたほど点数が伸びませんでした。
もちろん、基礎を確認する教材としては十分役立ちます。
ただ、実力テストは学校ワークの基本問題だけではなく、複数単元を組み合わせた応用問題や初見問題も多く出題されます。
そのため、
- マイペースで基礎を固める
- その後に応用問題や実力テストレベルの演習を追加する
この2段階で勉強した方が、400点以上を目指す子には効果的だと感じました。
中3最初の実力テストで感じたこと(親目線)
実力テストは定期テストに比べて平均点が低く出る傾向なのは中1・中2と同じなのですが、ここまで低くなるのか...という事と、娘も過去最低点でかなり焦りました。
問題数も英文量も増え、「知っている」だけでは解けない問題が一気に増えます。
娘も「時間が足りない」と話していて、この5月の実力テストで「中3は勉強のやり方を変えないと厳しい」と痛感しました。
中1・中2までは学校ワーク中心でも対応できる場面がありましたが、中3では「初見問題への対応力」「時間配分」「長文を読むスピード」まで求められます。
夏休み以降の実力テストでは、この反省を生かして勉強法を見直していく予定です。
中3実力テストの過去問はどこでもらえる?手に入らない時の対策法
まず結論ですが、公立中学校で実施される実力テストの過去問は、基本的に一般公開されていません。
学校ごと・市町村ごとに問題が異なるため、市販の過去問題集のように購入できるケースもほとんどありません。
そのため、
- 学校で返却された過去の実力テスト
- 兄・姉が受けた実力テスト
- 地域の塾が独自に保管している問題
などが、実質的な「過去問」になります。
学校によっては返却されないことも
学校によっては問題冊子が回収される場合も。
娘校の場合は多分市内で〇日までは配布しないというルールがあるのか、試験直後に回収されて翌月問題用紙が返されるという形です。
過去問がなくても対策を|市販の「実力テスト対策問題集」の活用
中1・中2全範囲なんて膨大なのに過去問がなくて何をすればいいの?と思う方も多いですよね。
我が家は塾なしなので地域の塾に頼る事もできませんし、兄は違う中学なので問題もない。
5月の1回目の実力テスト前は、「まずは学校で配布されたワークを完璧にしよう」と思い、マイペースなどの復習教材を中心に進めていました。
もちろん基礎固めとしては役立ちましたが、実際の実力テストでは初見問題や応用問題が多く、「学校ワークだけでは足りない」と実感しました。
その反省から、2回目以降は学校ワーク+入試レベルの問題演習という形に勉強法を変更する予定です。
【数学】スタサプ+市販問題集で「初見問題」に慣れる
数学は最も「初見問題への対応力」が問われる教科です。
計算だけでなく、関数・図形・文章題など複数単元を組み合わせた問題も多いため、学校ワークだけでは対応しきれない場面もありました。
我が家では次回以降、
・学校ワークで基礎確認
・スタディサプリで苦手単元を復習
・市販問題集で実力テストレベルの問題演習
という流れで進めようと思っています。
①スタディサプリ:中1・中2の苦手範囲(娘の場合は連立方程式・図形)の厳選問題集orトップレベル問題

分からない場合は動画でチェック。スタサプは動画での解説が見られる点で取り組みやすい教材です。
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使い方はこちらで詳しく
👉スタディサプリ中学生講座まとめ|口コミ・料金・向いている子を本音で解説
②標準問題集: 『中1・中2の標準問題集』

標準問題集は基礎と標準の問題がありますが、中1・中2の復習には「標準」問題を解いてみるのが理解しているかどうかが分かりおすすめです。

③上位狙い: 450点や学年一桁を目指すなら入試問題集にもおすすめの『解き方が身につく問題集』『最高水準問題集』やがおすすめ。
実テ特有の「ひねった問題」に慣れることができます。

娘の志望校の場合最高水準までは不要なので我が家では解き方が身につくの方が合っているかなと思ってます。
中学数学の市販問題集でおすすめはこちらで詳しく紹介しています。
👉中学数学の問題集どれがいい?塾なしで成績を伸ばすおすすめ10選を本音レビュー!
【英語】英検®3級レベルの単語・文法をおさらい
実力テストの英語は、長文・リスニング・英作文など、英検で問われる力と重なる部分が多くあります。
もちろん問題は同じではありませんが、「読む・聞く・書く」の総合力を鍛えるという意味では、英検®3級レベルの単語・文法を復習しておくのは効果的だと感じています。
①単語・文法: 長文など点が取れない所をしたい所ですが基礎は「単語・文法」。
英検3級の単語・文法分野をメインにしていきます。
実力テストの形式は英検に近いものも多いのでこれから3級を目指すというお子さんにもおすすめ。
スタサプには英検®対策講座もあり、これを見るのもおすすめ。

なぜか我が家には単語帳がたくさんあるのですが、どれも中途半端・・・
こんな風にならないように「この1冊!」と決める方が良いですね。
これはでる順パス単

中学生版のシステム英単語も良いと思います。

文法は学校で配布されている文法ワークなど詳しめ文法の説明があるものを使うのがおすすめです。
これは兄の学校で使っていたwinpass

問題数が多いので実テ前にすべてするのは大変なので、つまずきやすい単元をピックアップしてするのがおすすめです。

【理科・社会】範囲が広いので
理科・社会は範囲が広いため、「全部やろう」とすると逆に間に合いません。
実力テスト前は、出題頻度の高い単元を優先して復習する方が効率が良いと感じました。
まずは学校ワークで基本事項を確認し、その後は『きちんとこれだけ公立高校入試対策 理科』

『きちんとこれだけ公立高校入試対策 社会』
など、入試によく出るポイントをまとめた教材で効率よく総復習する方が、受験対策にもつながると感じています。
実力テストは「受験勉強のスタート」と考えるのがおすすめ
中3になると、「実力テストのための勉強」と「高校受験の勉強」はほぼ同じになります。
我が家も5月の結果を見てから、「定期テスト対策」から「受験対策」へ少しずつ切り替えることにしました。
もちろん中3は内申が大事になる学年なので定期テスト対策も油断できないのですが、定期テストに重きを置きすぎると実力テストや外部模試には太刀打ちできません。
学校ワークで基礎を確認し、その後は入試レベルの問題集やスタディサプリなども活用しながら、夏休みまでに中1・中2内容を一通り復習する予定です。
【まとめ】中3実力テストで点数が落ちたら、勉強法を見直すタイミング
中3になると、定期テストと同じ勉強法では実力テストの点数が伸びにくくなります。
我が家も5教科359点という結果を見て、「学校ワークをこなすだけでは足りない」と実感しました。
その後は、
- 学校ワークで基礎を固める
- 苦手単元は映像授業で理解し直す
- 入試レベル・実力テストレベルの問題を追加する
という流れに勉強法を変更する予定です。
特に、英語の長文・数学の応用問題は、一人で理解するのが難しいお子さんも多いので、必要に応じて通信教材やオンライン塾を活用するのも一つの方法だと思います。
「塾に通うべきか迷っている」「まずは自宅学習で何とかしたい」というご家庭向けに、実際に比較・体験した通信教育・オンライン塾をまとめています。
💡次回は夏休み明け(9月)の第2回実力テストについても、範囲・平均点・結果・勉強法を追記していきます。
実力テストの詳しい勉強方法はこちらで紹介中。ぜひご覧ください。
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